第一回 国鉄足尾線(間藤〜足尾本山)
2003年5月3日訪問

 足尾線は足尾銅山で取れた銅を輸送するために建設されたもので、足尾鉄道株式会社によって明治44年に下新田信号所(両毛線との分岐点)〜大間々間が開通し、その後順次延長され、大正3年に足尾本山まで開業した(ただし旅客営業は間藤まで)。そして大正7年に国有化されて国鉄足尾線となった。その後昭和48年に足尾銅山が閉山となり、昭和62年には精錬事業の縮小によって足尾線の貨物輸送が廃止され、貨物専用であった間藤〜足尾本山間は休止となった。さらに平成元年には国鉄足尾線自体が廃止となり第3セクター鉄道「わたらせ渓谷鉄道」として再出発することになった。なお同社は観光需要を見込んで間藤〜足尾本山間の免許を保持していたものの、すでに失効しておりこの区間は事実上廃止となったようだ。
 しかし、いまだに全区間に渡って線路が敷設されたままであり、また信号機や鉄橋、トンネル等もほぼ当時のまま残されており、全国各地の廃線・未成線跡が相次いで取り壊されている状況からみても極めて貴重な存在であると思われる。

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間藤駅舎。
間藤駅の先へ続く線路。
廃線のこととて、草に埋もれた線路。
ATS関係の施設。
崖崩れ。
列車のこない踏切。
渡良瀬川を渡る鉄橋。
本山小学校の脇を抜ける。
43キロポスト。
足尾の山々を望む。
下間藤トンネル入り口。
線路下に並ぶ長屋群。
線路脇の神社。
ATS-S地上子。
崖崩れその2。
トンネルと腕木信号機。
まもなく足尾本山駅。
この先鉱山施設のため立入禁止。
足尾本山駅跡。

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