どうも皆さんこんばんわ。受験生の皆さんは試験が近いことから非常にお忙しい頃と思いますが、
っていうか、そんな人たちはこんなサイトを見ている暇はないですな。ところでこのサイトを見ている
皆様は横浜ドリームランドをご存知でしょうか?JR東海道線の戸塚駅か大船駅からバスで20分
程度いったところにある老舗の遊園地なのです。まあ遊園地については横浜ドリームランドのHPを
見ていただくとして、実はこの遊園地とJR東海道線の大船駅を結ぶモノレールが走っていたのです。
といっても今は走っていません。というより走っているのを見たことがある人がめずらしいのです。
もしあなたが当時のモノレールの写真などを持っていたら自慢できます。話のネタにできます。ていうか
本当に持ってたらスキャンして提供してくださいっ!マジで。なんとたった1年あまりしか走ってません。
このモノレールは周辺の駅から離れていた横浜ドリームランドへのアクセスとして、ドリームランド開園2年後の1966年に開業します。
全長5.3キロの路線、3両編成×2本の車両、交換設備、ATS(自動列車停止装置)、CTC(中央列車制御装置)完備といった単なる
遊園地へのアクセス機関としてはかなり本格的なものでした。
この路線は実際に現地を訪れると良くわかりますが、山や谷を越えていくためにカーブやアップダウンが多く、そのためか車両には
当初計画していたものより馬力のあるモーターを搭載されたようです。しかし、馬力のあるモーターを搭載したために車両の重量が
増し、そのため橋脚がその重みにたえられずにヒビが入ってしまい、陸運局から休止勧告を受け翌年に営業休止。そして現在に至
る・・・。ということで、勾配がキツイ -> 馬力を強化 -> 橋脚の強度不足 -> 休止 というかなりおマヌケな理由で休止となってしまったわけです。
いや〜、これってまるで住宅の手抜き建築みたいですな。ガハハ。
ちなみに当時の運賃は大人片道170円・往復300円。当時の国鉄の大人の初乗運賃が20円だったから、今のJRの初乗運賃と比較して現在の価格に
直すとなんと1190円!!。こりゃ市営地下鉄を高いと言っちゃいけないな(笑)。もしかしてこのモノレールはドリームランド最大のアトラクションだったのかもしれない(爆)。そうそう、このモノレールをリニアモーターカーにして復活させる計画が出たんだけど、休止していた30年あまりの間に沿線の環境が激変してしまって
レールの真横に家や建物が建ってしまい(庭の中に橋脚がある家を参照)、振動や電磁波(リニアモーターカーだから電磁石を使うわけだ)の問題や中間駅をどこにするかで住民らがモメた(TBS系・噂の東京マガジンの「噂の現場」でも紹介)こと、ドリームランドの閉園等でかなり難航しているようである。
でも、リニアモーターカーの通る家ってなんかカッコイイじゃない。鉄道マニアとかだったら買うかも。子供も学校で自慢できそうだし(爆)。
以下は2002年1月28日に撮影したモノレールの現在の姿である。いちおう「休止中」なので、橋脚やレール、信号機などが現在でもそのまま放置されている。
ただ老朽化が著しい大船駅や車両等はすでに取り壊されてしまった様だ。

閉園間近(涙)の横浜ドリームランド。


荒廃したドリームランド駅構内。昔は時刻表や駅名板なども残っていました。

この奥にはかつてモノレールの車庫があったのだが、すべて取り壊されてしまい現在はコンビニの駐車場になってしまった。
ちなみにそのコンビニは「ドリームランド駅前店」となっている。(笑)


ドリームランドから坂を下る。この付近のみ複線分のレールがある。


坂を下るとカーブしながら県道と川をまたぎ住宅地へ


庭の中に橋脚がある家を発見。二階の部屋からの眺めはさぞすばらしいだろう(爆)。

複線用の橋脚がここから単線用となる。ここから分岐して長後方面にも延ばす予定だったらしい。

聖母の園の脇の森を越える。私が行ったとき、森の中から
右翼の街宣車から聞こえてきそうな歌声がしたので近づいてみると
右翼でもなんでもないただのおっさんが歌の練習をしてました(笑)。

倉庫の敷地内を抜けて国道1号線をまたぐ。

グラウンドのど真ん中を抜けるレール。

小雀信号場。モノレールの転轍機が残る。

保線用車両が放置されていた。後で調べてみると当時からのものではなく残念。

小雀浄水場近くで発見した変電所(!?)の跡地。


大船駅跡。駅舎はすでに取り壊されてレールのみが残る。下は駐車場となっている。